「まなび旅・下関 高杉晋作編」に参加してきました
山下晋司 氏「東京大学名誉教授」(44期)の総合司会で
「観光まちづくりーようおいでました下関へ」と言うシンポジウムが
2014年6月22日に、下関市生涯学習プラザ宙のホールにて開催されました。
このシンポジウムは総合観光学会(会長は山下晋司氏)主催でした。
昨年の旭陵同窓会関西支部総会での講演で、下関の美しさと観光地化の勧めを
語っておられた山下氏、その思いを行動に移されたものです。
当日午後には「まなび旅・下関 高杉晋作編」と題して
功山寺と東行庵を訪れ、「おもしろきこともなき世におもしろく」に続く下の句を詠むと言う
山下先生らしい学び旅が開催されました。
先生の同期の44期を中心に、総合観光学会会員など45名が参加しました。
高杉晋作の辞世の歌
「面白きこともなき世に面白く・・・棲みなすものは心なりけり」の
上の句は確かに高杉晋作のものですが、下の句は野村望東尼が続けたことはご存知ですね。
望東尼の下の句は女の優しさと仏教的諦観に溢れ晋作らしくないと思ったので、
晋作が下の句まで通して詠んだらどうなるか?を皆で考え、自分なりに晋作の思想・詩心・
・苦悩・洒落・ユーモア・はったりを解釈し、また自分に新作を重ねて下の句を続ける
と言う楽しい旅でした。
同窓生の句を無記名でいくつか紹介させていただきます。
「面白きこともなき世に面白く・・・・
生きた証しは このざまならむ」
事成すからは 国を動かす」
からす鳴くまで ぬしと添い寝を」
まなび旅して 世界を巡る」
楽しい夢を 見て生き抜こう」
楽しみてこそ 浮世なりけり」
生きる男の子(をのこ)の やまと心ぞ」
出会う縁(えにし)を かみしめる旅」
先だつものは 金子(きんす)なりけり」
関門海峡 泳いで渡るか」
なかなかでした
下記資料をご参照下さい
資料1 シンポジウムパンフレット
資料2 功山寺にて
資料3 東行庵にて
資料4 ファイルの表紙ですが