20141102_旭陵関西秋季ハイキング報告
11月2日(日)に旭陵関西の秋季ハイキングが実施されました。
今回は、常任幹事の1人56期の山田が現場代理人を務める名塩道路八幡トンネル工事とJR旧福知山線の廃線を巡るトンネルハイキングでした。
午前中は、現在建設中の名塩道路八幡トンネル工事を見学してもらいました。ハイキング当日は日曜日で作業は行っていませんでしたが、都市部で用地が制約されたなかで、地元住民や近接する重要構造物への影響に配慮して施工中の超近接無導坑メガネトンネルという珍しいトンネルの施工手順や施工上の課題に対する対策などを説明しました。
日頃、目にすることのないトンネル工事現場の見学で、参加者の皆さんは、トンネル工事用の特殊な機械やトンネルの規模の大きさに驚いている様子でした。
旭陵同窓会関西支部のメンバーとして、先輩・後輩に職場である工事現場を見学していただき、「今後も頑張れ」との激励の声をかけていただいたことを大変心強く感じました。
現場のプレゼンルームで昼食を済ませて、一路、旧福知山線の生瀬駅~武田尾駅に至る廃線トンネル(7本)と鉄橋他を周囲の絶景を眺めながらハイキングしました。
現在は、西宮名塩トンネルにより西宮名塩駅~武田尾駅を3分程度で結ぶJR福知山線ですが、実施旧線を歩いてみると、トンネル坑内は真っ暗で、煉瓦や石積による覆工が行われており、ヘッドライトをつけてトンネルに入るたびに施工時の技術や施工の苦労が目に浮かぶようでした。
最終のトンネルを抜けて武田尾駅に着く頃には既に日も暮れ、少し予定時間をオーバーしたものの、日頃見ることのできない壮大な景色や昔のトンネル施工状況などを観察しながらハイキングできたことは良き思い出になりました。
その後、JRに乗って武田尾駅から宝塚駅まで行き、反省会で再び盛り上がりました。
一杯目のビールの爽快さは格別のものでした。
お天気の方は、一時パラパラと雨も降りましたが、ハイキングの支障となるものではなく、最後まで傘なしで完歩できました。
今回のハイキングは、「トンネル」というキーワードでトンネル建設工事現場と旧線の廃線トンネルを歩くものでしたが、なんとか無事完歩できました。
参加いただいた同窓会メンバーの皆様には大変感謝致しております。
皆さんの激励の言葉を胸にトンネルの完成に向け頑張っていきたいと考えています。
株式会社 鴻池組
名塩道路八幡トンネル工事
現場代理人
山田 浩幸 (56期)
工事概要説明(PDF) (工事の説明書がご覧いただけます)
支部長挨拶 「トンネルの中ではお酒は禁止です」??
昼食・八幡TN
JR廃線
反省会です