吹田市交響楽団 第90回定期演奏会
2022年1月16日(日)
@吹田メイシアター大ホール
54期 安尾典之
昨年秋、比叡山のハイキングに参加した際に、同期で西高吹奏楽部OBの黒岩松彦君から、彼が所属している吹田市交響楽団の定期演奏会で集まりがあることを聞いたのがきっかけで、44期の中村榮一先輩よりお正月にチケットを手配いただき、久々のコンサートにわくわくしながら参加してきました。
当日の演目は、ブラームスの「悲劇的序曲」に始まり、2曲目はシベリウスの組曲「カレリア」、ここからホルンの黒岩君が登場です。個人的な話になりますが、この曲は私がまだ20代だったころ、毎朝始業前に職場でかかっていた曲で、とても思い出深い曲です。もともと北欧フィンランドの清らかな風景が感じられる曲ですが、同時に静かにわきあがる様なエネルギーを与えてくれる曲で、黒岩君の演奏を聴きながら、当時の私がこの曲にいつも勇気づけられていた事を懐かしく思い出しました。
メインの3曲目、シューマンの交響曲第3番「ライン」の熱演をやり終えたときの団員の方々の表情に、久しぶりに生の演奏会を鑑賞できたことの幸せを感じた一日でした
「演奏会風景」 43期奥田一夫先輩 作
「クロちゃんホルン」43期奥田一夫先輩 作
当日は、黒岩君も含めて同窓者16名+ご招待・ご同伴者という集まりでしたが、その後コロナの第6波が急拡大したことを考えると、ぎりぎり間に合ったという形でした。会場はマスク着用が徹底されていましたが、終演後の記念撮影ではシャッターの瞬間だけマスクをはずしてパチリ。30期の米田先輩を中心に、きちんとお顔がわかる形で、記念写真ができました。
ホルン演奏:黒岩氏(54期)後列左から3人目 ・投稿者:安尾氏(54期)後列左から2人目 ・スケッチ:奥田氏(43期)前列左端
チケットは黒岩君のご好意により無料でいただきましたので、中村先輩の呼びかけにより参加者にカンパを募る形で全体で43,000円が集まり、旭陵同窓会関西支部への寄付ができました。
今回、素晴らしい演奏を聴かせていただいた黒岩さん、同窓生へのご連絡等でご苦労いただいた中村先輩はじめ、ご参加された皆様どうもありがとうございました。今回は時節柄、反省会はできませんでしたが、次の演奏会もまた楽しみにしておきたいと思います。